キャットフードとアレルギー

今や国内では空前のキャットブームと言われるほど猫と暮らし始める飼い主さんが急増しています。猫は犬と比べると散歩の必要もありませんし、トイレトレーニングも簡単なので、仕事で忙しい人でもペットとして飼えるのが大きな魅力です。猫の寿命も人間と同様、昔よりも随分伸びてきており、15歳前後から20歳ぐらいまでの長寿猫も増えているのです。

一方で、猫の長寿に伴って人間と同じようなアレルギー症状に悩む猫も増えてきました。アレルギーと言えば、人間にしかない体質かと思っているかたも多い事でしょうが、実は猫にもさまざまなアレルギーの症状が起きることがわかってきたのです。アレルギーは特定の物質や成分などが体内に入り込むことによってアレルゲンが発生し、抗体ができあがるとその特定の成分に対してアレルギー反応を起こしてしまうというもので、メカニズムは人間も猫も全く同じだと言えます。

最近の研究では、キャットフードに含まれている成分が猫のアレルギーに密接に関わりを持っていることが少しずつわかってきました。もちろん猫によっては同じキャットフードを食べていても、アレルギーを起こす猫と起こさない猫がいます。これは猫の体質そのものに大きく影響を受けるということのあらわれです。そのため、アレルギーを起こしにくい低アレルゲンのキャットフードも各メーカーから開発販売されるようになってきたので、アレルギーに悩む猫の飼い主さんたちにとっては、まさに朗報です。このようにフード選びは愛猫の健康のためにも非常に重要なポイントとなることがわかります。